モーリス・ユトリロ展(愛知県・豊橋市美術博物館) [アート]
ユトリロと言えば、評価の高い”白の時代”が思い出されますが、
今回展示された作品を順を追って見ていると、
”色彩の時代”に強く魅かれました。
この頃から、風景に人物が加わりますが、女性が異様に腰の張った姿で表されています。
女性に偏見があったから、と解説にはありました。
アルコール中毒の治療として、絵を描く事になったそうです。
しかし、絵からはそんな印象は受けませんでした。
絵は穏やかな感じがします。
サクレ・クール寺院を題材にした絵が特に気に入りました。
12/5まで、全てが日本初公開で、豊橋市美術博物館が日本で最後の巡回となります。
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