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古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道 [アート]

古代文明が大好きなので、
名古屋市博物館へ『古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道』を見に行ってきました。


展示でもっとも印象に残ったのは、やはり巨石人頭像(オルメカヘッド)です。
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顔はモンゴロイド的で、親近感が沸きます。
ギリシャ彫刻の女神像よりは、こういう素朴な感じのするものの方が好きです。


思わず、見ている側まで微笑みたくなったのは
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笑顔の土製マスク(写真はチラシより)。
もし、1個持って帰っていいよと言われたら、迷わずこれにします。

ゴッホ展(名古屋市美術館) [アート]

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日本人が好きなゴッホゆえ、混んでるのは承知で出かけましたが、
入場券を求める列にエーッ!!
私は前売り券をゲットしていたので、その列を横目にスイスイ入場できました。
しかし、会場に入るとやはりめちゃ混みで、
作品の前で鑑賞するには、進まぬ列を我慢我慢。
気に入った作品をじっくりと、と言う訳にはきません。
人気展覧会では仕方ないかもしれませんね。

一番好きだったのはこれです。
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『サン=レミの療養院の庭』
明るい花の色に、見ていたら涙があふれそうになりました。

(4月10日まで、4日の月曜日も開館してます)





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モーリス・ユトリロ展(愛知県・豊橋市美術博物館) [アート]

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ユトリロと言えば、評価の高い”白の時代”が思い出されますが、
今回展示された作品を順を追って見ていると、
”色彩の時代”に強く魅かれました。
この頃から、風景に人物が加わりますが、女性が異様に腰の張った姿で表されています。
女性に偏見があったから、と解説にはありました。

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アルコール中毒の治療として、絵を描く事になったそうです。
しかし、絵からはそんな印象は受けませんでした。
絵は穏やかな感じがします。

サクレ・クール寺院を題材にした絵が特に気に入りました。

12/5まで、全てが日本初公開で、豊橋市美術博物館が日本で最後の巡回となります。
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「新」収蔵品展 [アート]

豊橋市美術博物館では”「新」収蔵品展”が開かれています。
昨年度、収蔵された美術資料の展示で、2階に上がった正面(シンボルコーナー)には、高畑郁子さんの古地図曼荼羅が展示されています。地図の上には仏像とそして南極大陸にはなぜか動物が描かれています。不思議な感じのする作品です。

外に出ると
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噴水には花のカメが浮いていました。

近くでは恐竜と何かの動物を製作中。
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5/3〜5日に開かれる”花交流フェア”の会場準備ですね。
終わったら、カメくれないかなあ。
陸ガメになっちゃうけど、きちんと世話します。

つつじが見頃を迎えています。
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ひかり・いろ・かたち [アート]

豊橋美術博物館(博物も付いていたんだね。今まで知らなかったよ)に『ひかり・いろ・かたち』を見に行ってきました。
この展覧会は愛知県美術館の収蔵品を紹介しているものです。

第二展示室では大好きな東山魁夷や平山郁夫の作品の前で時間をたっぷりかけて、鑑賞してきました。
他には黒田清輝、梅原龍三郎、岸田劉生、小出楢重、岡鹿之助、三岸節子、北川民次、アンディウォーホルなどなど。贅沢だあ。
でも、抽象画はよく分かりません。どう見たらいいのか・・・

今回は久しぶりに絵はがきを購入。
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東山魁夷と平山郁夫と古賀春江(『夏山』面白い絵だったので、すごく印象に残りました。パウルクレーの影響を受けた絵とのこと)です。

3/28まで。入場無料なので、ぜひ行ってみて下さい。
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大ローマ展 [アート]

一度は行ってみたいと思っているイタリアですが、なかなか行く機会に恵まれませんでした。
それが向こうの方からやって来てくれました。
これはもう行くしか無いですね。
と言う訳で、愛知県美術館で開催中の『大ローマ展』に行ってきました。
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入場券やチラシに使われている”皇帝座像(アウグストゥス)”。そばで見ると、巨大な像で鳥肌が立つほどの迫力です。
特別出品の”アレッツォのミネルウァ”も見応えがあります。8年におよぶ修復を経て2000年以上前の輝きを取り戻したもので、深い緑色が本当に美しかったです。
また、ウェスウィウス火山の噴火によって埋もれてしまったポンペイの”黄金の腕輪の家”の壁画は、当時の人々の豊かな暮らしを見る事ができました。

見所いっぱいの美術展でした。

 

合掌 [アート]

日本画家の平山郁夫さんがお亡くなりになりました。
「仏教伝来」や「流沙浄土変 」など大好きな絵が沢山有ります。
先月、アンコールワットを訪ねたのも、数年前にみた「アンコールワットの月」が
そもそものきっかけです。

もう、新しい作品には出会えませんが、まだ見ていないものも多く残っています。
あちこちの美術館、美術展を回ったり、機会があれば題材を見に行くのもいいですね。
パルミラの遺跡、桜蘭、バーミヤン(これは無理か)などなど。

79歳という年齢、画家としては、何だか早いような気もします。
「平和への祈り」発してきたメッセージを今度は私達が受け継いで、
さらに次の世代へ渡して行かなければなりません。

ご冥福をお祈りいたします。

タグ:平山郁夫
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ミュージアムサミット”美の競演” [アート]

豊橋美術館へ”美の競演”をみにいってきました。
三遠南信(愛知県の東河、静岡県の州、長野県の南信州を指します)のエリアにある豊橋市美術館・浜松市美術館・浜松秋野不矩美術館・飯田市美術館が、今年から平成23年度にかけて収蔵品による交流展を企画した、その第一弾です。

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展示されていたのは、藤島武二・岸田劉生・梅原龍三郎・三岸節子・黒田清輝・杉本健吉・荻須高徳・菱田春草・横山大観などなど。


それぞれの美術館の収蔵品には個性があり、なかなか興味深かったです。
11月15日まで。
割引券はここ

『トリックアートの世界』(豊橋市美術館:愛知県) [アート]

トリックアートってエッシャーのだまし絵みたいなものかしら、そう思って出かけました。
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が、中に入るとそんな物ではありませんでした。

まずは、遠近法を逆にした(つまり遠くにいる人の方を大きく描いた)作品が並んでいました。
ルソーの遠近法を無視したような絵画は、落ち着かない感じがしますが、こちらのは頭がくらくらしてきます。

沢山の作品の中で気に入ったのは、金昌烈の”水滴”と福田美蘭の名画を題材にした作品。
”水滴”はスーパーリアリズムと言うだけあって、まるで本物の水滴のようでした。
手で触ったら水がポトッと落ちてきそうで、触りた〜い衝動にかられました。

福田の作品は名画の中の一人物からの視点で描かれたもの。
ボッティチェリの”春”では一番右の女神からの視点。左隣の口に花を加えた女神の顔が、初めサルバドール・ダリに見えて、笑ってしまいました。花も加えてるというより、口から出しているように見えました。
ベラスケスの”女官たち(ラス・メニーナス)”は皇女マルガリータの左の人物の視点。この絵画は今まで中心にいるマルガリータにしか目がいかなかったのですが、福田の作品で初めて一番右の男の子をマジマジと見ました。犬を踏んづけています。知らなかったなあ。

こういう美術展、結構好き。


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美術飛行(メナード美術館) [アート]

小牧市にあるメナード美術館に行ってきました。
”描かれたものを色々な視点(陸・水・空)から見てみよう”という夏休みの企画展です。
子ども向けかなと思っていましたが、内容は大人も十分楽しめるものでした。
大好きな東山魁夷の『雲立つ嶺』や、今日初めて知った坂本繁二郎の『櫨の月』は
じっくり時間をかけて見てきました。
どちらの作品も涼しげで蒸し暑い夏にぴったりだと感じました。

知らなかったのですが、今日は小牧市の神明社の秋葉祭の日でした。
通りの向こうの方が騒々しいので近寄っていくと、山車が出ていました。
300年以上の歴史があるそうです。
わたしが見たのは2台だけでしたが、全部で4台あるようです。
お祭りは血が騒ぎますね。
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      横町の聖王車

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