ヴィーナス（名古屋ボストン美術館）

　暑ーい８月に、住んでいる町よりさらに暑ーい名古屋に健康診断に行くなんて、会社の嫌がらせとしか思えん、と少し憤慨しながら、家を出ました。
　でも。名古屋に着くと、神様が同情したのか、曇り空でした。恐らくいつもよりは暑さも和らいでいたかもしれません。ラッキーでした。
　健康診断は予約時間（９時）より早くやってくれたので、９時になった時にはもう３つ終了していました。すべて終わった時にはまだ１０時。名古屋駅まで行って、高島屋と名鉄百貨店を覗いて、カットソー、スカート、ネックレスを購入しました。全部バーゲン品です。まだ、夏物バーゲンやっているのですね。デパートはとっくに秋物ばかりになっていると思っていたので、驚きました。不景気の影響なのか、それとも毎年恒例なのでしょうか。
　
　次に向かったのは、名古屋ボストン美術館。４Fでは『愛と美の女神　ヴィーナス　ーギリシア神話から現代へ』（〜１１／２３）を、そして５Fでは『ノリタケデザイン１００年の歴史　オールドノリタケからディナーウェアまで』（〜８／３０）をやっています。
　ヴィーナスとアフロディーテが同じだ、というのを初めて知りました。夫や愛人や恋人や、いろいろいて、さすがに美の女神様です。
　ノリタケの展示室では、きらびやかななオールドノリタケを見て、小学生の女の子が親とこんな会話をしていました。
　「これって本物？」
　「本物だよ」
　「高い？」
　「高いよ」
　「１万９000円位？・・・・・・・・・・100万円？」
笑ってしまいました。
夏休みなので子どもたちも多かったです。
あっ、そうそう。５Fの図書コーナーにはiMacがあって、名古屋市内の美術館の情報が見ることができました。Macがあるだけで、この美術館が好きになりました。単純です。
　

『ターナーから印象派へ』展 ８月１６日まで

豊橋美術館へ観に行ってきました。
ターナーの作品は数点のみでしたが、力強さと繊細さを持った筆遣いに引き込まれてしまいました。名前を知らない画家が多かったのですが、イギリスやフランスの風景画のファンになってしまいました。
大半が日本初公開とのことです。

美術館利用者は駐車場が３時間無料になるので、鑑賞の後は余った時間を利用して豊橋公園を散歩してきました。

吉田城の鉄櫓を見たり、豊川の河畔の遊歩道まで下りて釣りをしている人を観察したり、天気がいまいちだったせいか、人も少なくそして暑くもなく、快適な散歩になりました。もう少し時間があれば、三の丸会館でお抹茶で一服もしたかったです。